今回の結論:
切らないと治らないはずだった肝臓の2つの転移がんが切らずに消失した患者!! ホントの話!!
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前回【026】で、βグルカンが抗腫瘍効果を示す科学的根拠として、細胞実験と動物実験の論文をお示ししました。
これらは、βグルカンの何千とある論文のうちの、ほんの一部に過ぎません。
さて、今回はいよいよヒトで報告された症例を見ていきましょう。
我が師匠 飯沼一茂 博士が報告したがん患者さんの症例です。
New Food Industry 58 (11), 29-34, 2016.
患者は診断当時73歳の男性。
人間ドックで便鮮血陽性となり、大腸内視鏡による精密検査を受けることに。
そこで早速、精密検査の2日前から、某社の黒酵母βグルカン製品をやや多めに摂取開始しました。
で、精密検査の結果は、ステージ3の大腸がん。
ところが、これに留まらず、大腸内視鏡検査の7日後、今度はCTスキャンで肝臓に2か所の転移がん(どちらも約1cm大)が見つかりました。
ステージ3の原発性大腸がんに加えて、同時に肝臓転移がん2ヶ所です!
非常に難しい患者です!
どうするのか!?
大腸の切除は約25cm、肝臓の方は3/4の切除になります。
両方を一度に切り取ると、患者の命はありません。
そこで、まず大腸がんを腹腔内視鏡手術によって切除し、肝臓の方は、大腸の手術の後の経過が安定したところで抗がん剤治療を始めて、腫瘍を縮小させたところで切り取る、という作戦になりました。
大腸の手術までは1ヶ月あります。この1ヶ月の間、患者はβグルカンを毎日飲み続けました。
で、大腸がん摘出の手術は無事成功。
手術の3日後、再度CTスキャンを行い、肝臓の様子を探ってみると、、、なんと、肝臓の2つの転移がんが明らかに縮小していたのです。
この1ヶ月の間、何らの抗がん治療も行っていません。
やっていたことと言えば、毎日βグルカンを飲んでいただけです。
医者も「考えられない」と首をひねります。
そして、肝臓の転移がんを縮小させるための抗がん剤治療が始まりました。
予定では8クール行い、縮小させたところで手術で切除という算段です。
ところが、5クール目を終了し、6クール目の直前のCT検査で、なんと2つの肝臓の転移がんが完全に消失してしまっていたのです!!
これには医者も拍子抜け!
予定の手術はキャンセル!!
マジ完治です!!!
とっとと退院させられましたとさ(苦笑)
この患者さん、治療終了後4年が経過した今も、再発することなくお元気です。
この症例では、まず、何らの抗がん治療もしてない状況での、βグルカン単独での肝臓転移がんの縮小が観察されました。
そして、その後の抗がん剤治療との併用で、医師も予測しなかった完全消失!
抗がん剤との併用では、副作用の程度も軽く、辛い思いをすることもなく、さらに抗がん剤の作用を高めることに貢献したのでしょう。
このことは、前回お話したラットやマウスの実験結果でも示されていましたね。
026【ズバリ!βグルカンの抗腫瘍効果!!(その1)】 - Dr.やまけんの【いつまでも健康に過ごすために大切なこと】
βグルカンについて、このような体験をした人はたくさんいます。
本当に、余命宣告された人がβグルカンで生還した例は枚挙にいとまがないのです。
その根拠は、「免疫力本来の力」です。
「免疫力本来の力」については、最先端医学が証明しています。
(是非もう一度本ブログ【021】をお読み下さい)
ヒトの免疫力は本来、がんに打ち勝つだけのパワーを備えているのですが、その力を100%発揮できていないだけです。
しかし、健康食品でがんから生還したとかっていう体験談って、胡散臭いですよねぇ。
また、メーカーも販売企業も、たとえ、それが真実であっても、こんな「がん」からの生還体験談なんて、たとえ言いたくても言えないのです。
だって、手が後ろに回りますから。。。マジでッ。
ジレンマですよねぇ。
でも、この症例の様に、正確なカルテ情報とCT画像が得られたことで、正々堂々、論文として発表することができました。
私は今後も、本当の正しい情報を皆様にお伝えしていきます
βグルカンの効果について、がんに次いで論文の多いのが糖尿病です。
いずれ、βグルカンの抗糖尿病効果の根拠となる論文についてもご紹介したいと思います。
今回も最後までお読み頂き、ありがとう御座います。
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