目次:
1.晋太郎と大瀬良。二人の若者。「人間、捨てたものじゃない」!
2.YouTubeで晋太郎くんの投球を分析してみた!
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1.晋太郎と大瀬良。二人の若者。「人間、捨てたものじゃない」!
前回【076】のブログで、「イップス」のお話をしました。
練習やブルペンではいい球を投げられるのに、いざ試合に登板すると、投球が制御不能になり、自分でもどうしようもなくなるトッププロのピッチャー。
我が国で、この言葉が広く知られるようになったのは、やはり、阪神タイガースの若きエース、藤浪晋太郎くんのことがあってのことでしょう。
いや、彼が本当にイップスなのかどうか、誰も、どの専門家も、まだ明言もしていません。
ですから、私も彼をイップスだとは言いません。
「イップス」だのと、面白おかしくはやし立てたり、一部の心ないタイガースファンの容赦ない批判に、彼はどれだけ苦しんでいることか!
でも今回は、「人間、捨てたもんじゃない」と思わせる、広島カープ・大瀬良投手の「神対応」の動画を是非見て頂きたいのです。
心がホッコリすること、120%保障ですよ(#^.^#)
2017年8月16日 大瀬良 デッドボール 素晴らしいスポーツマンシップ‼ 広島 カープ ハイライト - YouTube
晋太郎くんと大瀬良くんは、実は大の仲良しなのだそうです。
言われなくても、この動画を見ていると、二人には固い絆があるのだと容易に理解できますよね。
大瀬良くんは、晋太郎くんの苦しみの深さを良く知っていたのでしょうね。
なんて気持ちのいい
なんてすがすがしい
この二人の若者の姿に、「人間、捨てたもんじゃない」と思うのです。
2.YouTubeで晋太郎くんの投球を分析してみた!
前回【076】のブログで、「藤浪デッドボール集」なる動画があって、「辛くて、とても観られない」と言いましたが、彼の症状がどんなものかを分析するために、思い切って観てみました。
ほとんどが右打者に対するデッドボールか、当たらないにしても、右打者への危ない球ですね。
ほとんどが打者の肩口から顔付近の高めに行きます。
つまり、指がしっかりボールにかからない「抜けた」ボールです。
ど素人の私とトッププロの晋太郎くんとを比べられるはずもないのですが、前回のブログで書いた通り、私が試合になると投げられなくなった主たる原因が、「指にボールがかからない」、「どうやってボールをリリースしていたのかが思い出せない」と言うものです。
私が球審していた試合で最初に投げた悪送球も、指がボールにかからず、抜けてピッチャーのはるか右上方に飛んでったものです。
つまり、晋太郎くんの抜けたボールが、右打者の頭方向に行くのと同じように思えるのです。
もちろん、少年野球の練習に行って、子供とキャッチボールをすれば感覚が戻って、普通に投げられるようになるのですよ。
でも、いざ試合で球審をすれば、心も体もバラバラになるのです。
「デッドボール集」を見ていると、晋太郎くんの症状は、基本的には私と同じだと思えるのです。
もちろん、トッププロの晋太郎くんとど素人の私とで、同レベルで論じられるわけもないことは承知しています。
でも、私が素人とは言え、やはりこの感覚と心理は、罹った人にしか理解してもらえないのかもしれません。
皆さま。特にタイガースファンの皆さま。
晋太郎を本当に大切なタイガースの宝だと思うのなら、彼の苦しみをご理解頂いて、本当に暖かく見守って下さり、精神的に支えてやって頂きたいと切に願うのです。
今回も最後までお読み下さり、ありがとう御座います。
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