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昨今、世の中は膨大な情報で溢れ返っている。
なかには、意図的に人を欺こうとする嘘の情報が確かにあるし、意図せず間違った情報もある。
特に専門性の高い情報となると、どれが真実で、どれがフェイクなのか、多くの人には判別がつかないのではないだろうか。
健康・医学情報に関心の高い人は多い。
近年のわが国においては、世界に類を見ない少子高齢社会の高度化が進み、将来の社会保障制度への不安も相まって、多くの人が「できるだけ健康でいたい」と願うのは当然だろう。
だが、非専門の人たちにとって、健康・医学情報の真贋を見極めることは容易ではない。
多くの人が、高度な医学の専門知識がなければ、真贋の見極めは難しいと思っているに違いない。

私は最近、noteで「医学の知識ゼロで医学情報の嘘を見抜く最強メソッド」という連載を行った。↓↓
一般の人たち、医学の門外漢の人たちでも、医学の専門知識なしで、怪しい健康・医学情報に騙されないようになれるのだという、これまでに誰も提唱したことのない、ユニークで実効性が高い「論理的思考アルゴリズム」を伝授する書(まだ書籍化されていないが、書籍化を目指している)である。
そのようななかで今回、新たなシリーズの連載をスタートすることにした。
怪しい情報に騙されないようにするための思考アルゴリズムを身につけたとしても、それでも真贋の見極めが難しい情報はあるだろう。
たとえば、人々を商品購入に誘導するために巧みに語られたネット広告がそうだ。
人々の不安を煽った上で、その不安を解消する方法を提示するという常套手段であるのだが、ストーリー性を持たせた広告は確かに効果的だ。
昨今の健康ビジネスの世界においては、科学的に正しいことが実証されたかのように謳われているが、その実、科学的根拠に乏しい製品/サービスの広告というのは枚挙に暇(いとま)がない。
それらの広告に、本当に十分な科学的根拠があるのかどうか、いちいち調べるのは難しい。
近年では、AIで容易に調べることもできる。
だが、AIは知ったかぶりして、平気で間違った回答をすることも多い。鵜呑みにはできない。
質問の仕方(プロンプトの与え方)によっても、AIの回答は変わってくるので、AIを活用するにもスキルが求められる。
つまり、AIを活用して情報を集めることは重要ではあるが、AIの回答が最終解ではない。
最後はやはり、自身で判断することは避けられない。
そのために基本的な知識は、是非とも身につけておきたいところだ。
この連載では、実在する商品/サービスの広告や、その他の具体的な健康・医学情報を取りあげ、それらが本当に信用するに値するものなのかどうか、どの点に着目して、どのように考えればいいのかについて、できるだけ易しく、解りやすく書いていきたい。
noteの連載「医学の知識ゼロで医学情報の嘘を見抜く最強メソッド」では、「医学の知識なしで見分ける」を目的にしていた。
それでもしかし、知識はないよりはあった方がいいに決まっている。
知識を身につけるといっても、どうか怯まないでいただきたい。
この連載では、一般の人でも「最低限、これだけは覚えておけば役に立つだろう」という、ごく基礎的だが、確実に役に立つ知識について、易しく解りやすく解説していくつもりだ。
一般の方々に理解できる範囲でお話していく。
是非、あなたの健康ライフにお役立ていただきたい。
では始めるとしよう。
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