Dr.やまけんの【いつまでも健康に過ごすために大切なこと】

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号外【坂口志文先生の受賞なるか?】2017年ノーベル生理学・医学賞受賞者 10月2日発表!

前回、路線変更第1弾をお送りしましたが、結構アクセス頂いています。 読者の皆様の温かい思いやり、ご厚情に感謝申し上げまするゥ(感涙!) ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 さて、医学と免疫の話に戻りましょう。 毎年秋のノーベル賞受賞者の発表は、春のプロ…

路線変更第1弾【信じる? 信じない? なんとか占い!?】「バーナム効果」とは??

目次: 1.「バーナム効果」って言葉、聞き慣れないですよね 2.SKET DANCE 第54話「占い師をやっつけろ」あらすじ 3.「バーナム効果」とは? 多くの占い師が使う心理学的テクニック! 4.「ブラッドタイプ・ハラスメント」? なっじゃそりゃ!? 5.…

072【「エクソシスト」のリーガンは悪魔憑きではなかった!?】「抗NMDAグルタミン酸受容体抗体脳炎」とは?

目次: 1.アメリカで本当にあった「憑依(ひょうい)事件」? 2.メリーランドの憑依少年は病気だった! 3.「抗NMDA受容体抗体脳炎」の実態 4.悪魔憑きも、実は「免疫」が関わっていた! 最近は古い東映の時代劇とか観ますが、若い時は無類の洋画好き…

071【驚異!!骨まで達する大火傷が手術もしないで治った!?(後編)】驚くべき人間の自然治癒力!

前回の続きです。 前編を読まれていない方は、是非、前回の【070】からお読み下さい。 ※ 火傷の写真はかなりショッキングです。ご注意下さい。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 Aさんが決断できた本当の理由とは!? なぜ、脚を失うリスクをものともせず、黒酵母…

070【驚異!!骨まで達する大火傷が手術もしないで治った!?(前編)】βグルカンの驚異のパワーを目の当たりにした!

これは衝撃的!!だと思いますよ。 論文投稿した驚くべき症例です! 目次: 1.論文掲載までの経緯 2.火傷してから。。。 3.Aさんの決心! ※火傷の写真はかなりショッキングですので、ご注意を(PG-12) ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 1.論文掲載までの…

069【日本人女性の半数以上はマンモグラフィが役に立たない!? 「高濃度乳房」とは?】がん(その10)

目次: 1.乳がんは罹りやすいが治りやすい 2.乳がんとは? 3.「高濃度乳房」とは? 日本人女性の半数以上はマンモグラフィが役に立たない!? 4.「高濃度乳房」かもしれないと思う人は、直接聞いてみよう! がんシリーズを始めた当初、「10回はやっ…

号外【こういうの、すっごい腹立つ!!】「世界一受けたい授業」??

私、今、メッチャ頭にきてます。 「世界一避けたい授業」(笑) こういうことをテレビで喧伝する人達って、良心とかってないのですかね? テレビ局も、公共放送機関として、もっとしっかりせんといかんと思うのです。 皆さん、「世界一受けたい授業 & LPS」…

068【新型インフルエンザウイルスを生み出す「大変身」の仕組みとは!?】新型インフルエンザ(その2)

目次: 1.ウイルスの「不連続変異」とは? 2.不連続変異による新型ウイルスの出現 コラム:ポケモンは「進化」しない 3.新型インフルエンザウイルス出現のシナリオ 4.新型インフルエンザのパンデミックの予測は難しい! 本ブログも長い夏休みを頂い…

067【食物アレルギーは食べさせて防げ!(その2)】専門家のお話を聴きました!

子供の食物アレルギーを予防するために大切なこと 結論: 1.妊娠時、授乳期に母親が特定の食物を避けることは意味がない! 2.これが大事!! アトピーや湿疹のある赤ちゃんは、病院に行って徹底的に治せ!! 3.蕎麦も初めから食べさせて大丈夫だが、注…

066【パンデミックは起きるのか!?】新型インフルエンザ(その1)

真夏にインフルエンザの話とは、「真冬の稲川淳二」より季節外れですが、冬まで待っていたら、それまで、このブログが続いているのやどうやら分かりません。。。(苦笑) でも、わずか4ヶ月もすれば、もうインフルエンザの季節到来ですからね〜。 目次: 1…

065【女性に知って頂きたい「皮膚のトラブルや老化と免疫との密接な関係」】

目次: 1.腸内細菌叢とお肌の密接な関係 2.肌にも細菌叢がある 3.皮膚免疫の主役 ~ランゲルハンス細胞~ 4.皮膚組織で無害な物質に免疫系が反応したのが「アレルギー性皮膚炎」 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 1.腸内細菌叢とお肌の密接な関係 女性…

064【病原体をいち早く発見する外部センサー】トール様受容体の大切さ(その3)

目次: 1.免疫系は体の「防衛隊」 2.敵を感知する自然免疫のセンサーは大雑把 3.パターン認識受容体とβグルカンの潜在能力 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 1.免疫系は体の「防衛隊」 抗体やT細胞による獲得免疫というのは、強力ではありますが、起動す…

063【自然免疫の概念を変えたトール様受容体の発見】トール様受容体の大切さ(その2)

目次: 1.ボクはただの大喰らいじゃない!!(by マクロファージ) 2.毒素を打っても死なないマウス?? 3.カビまみれになって死ぬハエ! 4.ノーベル賞を逃した男から、研究者が選んだ「研究者の中の研究者」へ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 1.ボク…

062【免疫チェックポイント阻害剤が効かない訳が解ってきたって?】トール様受容体の大切さ(その1)

本ブログ【021】にて、第4のがん療法と目される、がん免疫療法の薬「免疫チェックポイント阻害剤」のお話をしました。 なにしろ、既存の治療法に見放された末期のメラノーマ(悪性黒色腫)患者の何割かが延命するのですから、凄い薬だということでした。 そ…

イベントのお知らせ【8月6日(日)免疫ふしぎ未来2017(お台場)】

日本免疫学会が、毎年夏にこんなイベントやってます。 学会主催と言っても、ちっとも堅っ苦しくなく、細胞からDNAを取り出す実験体験とか、実際にiPS細胞から作られた心筋細胞がシャーレの中で拍動する様子を観察したり、パネル展示や紙芝居で免疫についてや…

061の補足【免疫現象についての最古の記録!】

前回の【061】にて、人類が免疫現象を認識した最古の記録について触れ、詳しくは「こちらをご覧下さい」と、リンクを張りました。 このリンク、PCからはちゃんと見られるのですが、どうやらスマホからだと文字化けするようです。 でも、とても勉強になるいい…

061【免疫系についての最大の誤解】「異物を排除するだけが免疫系ではない!」

目次: 1.人類が「免疫現象」に初めて気が付いたのは? 2.抗体の種類とIgA抗体の働き 3.菌を取り込むIgA抗体 4.「免疫」って名称、変えちゃって下さい(笑) ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 本ブログでも、しばしば、「自己と非自己を認識し、非自己(…

号外【故人にノーベル賞授与??】樹状細胞発見のラルフ・スタインマン

医学の進歩は、ノーベル生理学・医学賞を受賞したような偉大な業績を抜きにはあり得ません。 私にとって、秋の同賞の発表は、毎年恒例の楽しみなイベントです。 ところで、どんなに偉大な業績を残したとしても、早く死んでしまってはノーベル賞が授与されな…

060【再生医療の切り札「iPS細胞」】山中伸弥先生自ら語る、医療応用に向けて(後編)

前回【059】の続きです。 目次: 1.iPS細胞の再生医療導入第1例目 2.自家移植療法の限界 3.iPS細胞による他家移植療法?? 4.未来に向けてのさらなる可能性の探求 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 1.iPS細胞の再生医療導入第1例目 iPS細胞の再生医療に…

059【再生医療の切り札「iPS細胞」】山中伸弥先生自ら語る、医療への応用に向けて(前編)

皆さんよくご存じの、iPS細胞の開発で2012年のノーベル生理学・医学賞を受賞された京都大学教授・iPS細胞研究所所長の山中伸弥先生。 本年の2月に、一般市民向けの再生医療公開シンポジウムに参加し、iPS細胞を用いた再生医療の実現に向けた現状について、山…

058【食物アレルギーは食べさせて防げ!】ひとりでも多くのお母さん方に知って頂きたい正しい情報

目次: 1.日本小児アレルギー学会のガイドラインの変遷 2.医学的根拠 3.なかなか改まらない食物アレルギーに対する誤解 4.結論 今回はめずらしく、いつになく真剣にお話します。 これからお母さんになられる方や、すでに乳児をお持ちの方に、是非知…

057【抗HIV薬の開発とHAART療法】HIV感染症(その3)

目次: 1.世界初の抗HIV薬の開発者は日本人! 2.どうやってウイルスの増殖を防ぐのか? 3.付きまとう副作用と薬剤耐性の問題 4.HAART(ハート)療法の登場 5.ちゃんと飲まないんだったら、飲まない方がまし ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 1.世界初…

056【HIVの感染からAIDS発症までのメカニズム(その2)】HIV感染症(その2)

目次: 1.前回の復習:ヘルパーT細胞へのHIVの侵入から、ウイルスRNAの逆転写、ウイルスDNAのゲノムへの組み込みまで 2.「獅子身中の虫」プロウイルス! 3.AIDSの発症に至るまで 次回予告:最新AIDS治療法「HAART(ハート)療法」 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★…

055【HIVの感染からAIDS発症までのメカニズム(その1)】HIV感染症(その1)

目次: 1.「20世紀の黒死病」AIDSの発見とHIV発見秘話 2.AIDSは性感染症 3.HIVの感染メカニズム 4.ここでちょっとひと休み ~CCR5の変異体を持つ人はHIVに感染すらしない?~ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 1.「20世紀の黒死病」AIDSの発見とHIV発見…

054【ヒトの制御性T細胞の存在を証明した病気とは?】「IPEX症候群」

目次: ① 号外【免疫学史上最大の謎??に挑む】の補足です ② Tregの「マスター遺伝子」Foxp3 ③ 生まれつき制御性T細胞を作れない病気 ④ Treg研究の今後の展望 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 ① 号外【免疫学史上最大の謎??に挑む】の補足です 2017年6月9日の…

053【科学は不老不死を実現できるのか?】「早老症」

目次: ① 老化が急速に進行する「プロジェリア症候群」 ② 日本人に多い民族病? 「ウェルナー症候群」 ③ ウェルナー症候群と診断されたら ④ 科学は老化の制御を実現出来るのか? ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 ① 老化が急速に進行する「プロジェリア症候群」 …

号外【なぜわが子はかわいいのか? なぜ男は浮気するのか?】「利己的遺伝子」とは? 遺伝子の働きから考える

目次: ① なぜわが子はかわいいのか? ② 昨日までの「愛情」は何処へ行った? ある日突然豹変するお母さん熊 ③ リチャード・ドーキンスの登場。「利己的遺伝子」とは? ④ 再度「愛情」と「浮気」について ~「利己的遺伝子」理論から考えよう~ ⑤ 我われ人間…

052【関節リウマチ(その3)】制御性T細胞研究から生まれた薬「アバタセプト」がリウマチに効く訳

本ブログを始めた当初は、週に1回のペースで最低でも1年間、つまり52回を目標に始めました。 それが今回でその52回目を迎えることができました。号外を含めれば60回以上になります。 1年の予定が、わずか3ヶ月余りでのこれだけの記事を掲載できたのも、多く…

051【関節リウマチ(その2)】病気の原因の大元を叩く生物製剤

本ブログ【046】でお話した「関節リウマチ」。 今回「その2」をお送りします。 目次: ① 原因の大元を叩く薬があった! ② おさらい ~司令塔が機能しなくなったらどうなる?~ ③ アバタセプトは超強力な免疫抑制剤 ④ 「関節リウマチに対するアバタセプト使…

050【アンカリングとは?】イチローもやっている、緊張を解き、集中力を高める方法

目次: ① ゴルゴ13はギラン・バレー症候群ではなかった!! ② 手の震えが止まらない! 「本態性振戦」とは? ③ 自律神経の働きをコントロールできる人がいるって!? ④ あがり症の私が、人前で話す前に行っていること ~イチローもやっている「アンカリング…