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Dr.やまけんの【いつまでも健康に過ごすために大切なこと】

食事 運動 休息 免疫系 神経系 内分泌系 腸内細菌

014【健康に過ごすための“正しい食事7ヶ条”】「ビタミン、ミネラル、食物繊維、そしてβグルカン」

しばらくお休みしていた“正しい食事7ヶ条”に戻ります。

 

結論:

  1. ビタミン、ミネラル、食物繊維を摂るために野菜や海藻、キノコを摂りましょう

  2. 食物繊維はあらゆる病気予防に非常に重要

  3. 数少ない「本モノ」の食材! それは「βグルカン」

 

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  1. ビタミン、ミネラル、食物繊維を摂るために野菜や海藻、キノコを摂りましょう

 

ビタミン、ミネラルはカラダの機能を維持するためにとても重要なことは、よく知られているので、詳しくお話する必要はないでしょう。

(と言うより、あんまりお話しできるネタを持っていません)

 

ビタミン、ミネラルは微量でいいので、過剰に摂取する必要はありませんが、バランスよく摂るために、できれば多種類の野菜や海藻、キノコを積極的に摂りましょう。

難しければ、サプリメントを活用しましょう。

私は、野菜などの摂取量が「最近少ない」と感じたときだけ、マルチビタミンマルチミネラルを補給しています。

 

果物の摂取はほどほどに。糖分の多いものもありますから。

 

  1. 食物繊維はあらゆる病気予防に非常に重要

 

ビタミン、ミネラルと違い、少し前までその重要性が十分に広まっていなかったのが「食物繊維」です。

 

食物繊維はほとんど消化吸収されず、そのまま排出されるため、かつては栄養素としての価値が十分に認識されていませんでした。

ただ、腸内環境を整え、便通を改善することは知られていましたので、若い女性を中心に「ファ○バー○ニ」などの商品がヒットはしていました。

 

10年近く前から、腸内細菌と多くの病気との関係の研究が盛んになると、腸内環境を整える食物繊維の重要性が見直されるようになりました。

腸内環境がよくなることによって、結果的に多くの生活習慣病の改善効果のあることが明らかとなり、今では、その効果が教科書にまで載るようになりました(下表)。

 

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 「健康管理士一般指導員受験対策講座テキスト」(日本医協学院)を改変

 

ところが、ある種の食物繊維は、単に腸内環境を整えるだけでなく、プラス、強力な免疫賦活(めんえきふかつ)作用を持つものがあります。

それが私がお奨めする数少ない「本モノ」、「βグルカン」です。

 

  1. 数少ない「本モノ」の素材! それは「βグルカン」

 

βグルカンとは水溶性食物繊維の一種で、大麦やオーツ麦、シイタケ、マイタケ、霊芝、パン酵母、黒酵母などに多く含まれます。

一時、アガリクスが流行りましたが、要するにあれはβグルカンです。

ですので、とりわけ新しいものでもなく、一時的な流行り物でもありません。

ただ、正しく理解されていない部分はあます。

 

βグルカンが他の多くの水様性食物繊維と異なるのは、単に腸内環境を整える作用だけでなく、プラスして、強力に免疫力を活性化すると同時に、免疫を抑える制御性T細胞(Treg)も誘導する作用のあることです。

その結果として、強力な抗がん作用と抗ウイルス作用を誘導すると同時に、免疫バランスを良くして、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病から、リウマチや潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患やアレルギー性疾患など、様々な疾患に広範な改善効果のあることが、ヒト及び動物実験に関する数千にも及ぶ論文によって示されています。

とりわけ、抗がん作用と抗糖尿病作用に関する論文は非常に多く、その効果は疑いようもありません。

 

私たちも、昨年の日本消化吸収学会で、手術での切除を計画していた大腸から肝臓への転移がんが、βグルカンの摂取によって手術なしで早期に消滅した症例と、2型糖尿病患者において、βグルカン摂取量の増量後にヘモグロビンA1cが順調に改善した症例を報告し、大きな反響を頂きました。

腸内環境を重大テーマに据えている同学会では、βグルカンに対する理解と関心は高いです。

 

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もちろん人によって合う/合わないもあるかと思いますし、全ての人に顕著な効果が現れるとも限りません。

しかし、健康食品なんぞに一切関心のなかった私自身が実体験し、そして、病気やケガから驚くべき回復を果たした何人もの人に会い、話を聞き、その話を学会や論文に報告するまでに至って本モノと確信したものです。

 

こう書くと、「ホンマかいな?」と胡散臭く聞こえるかもしれません(最初は私もそう思いました)が、βグルカンについては数千もの論文という科学的根拠があります

 

中高年になると、年齢とともに免疫力が低下するのは自然の節理です。

そこに来て、体温を下げるとか、食べすぎるとか、肉食が多いとかがあると、様々な病気を引き起こします。

それなりに歳を取れば(50代くらいから)、後々(老後)のため、今からできるだけ免疫力を高く保つ必要があります。

それが簡単にできるひとつの手段。それがβグルカンの摂取です!

 

では、どういう理屈でβグルカンがいいと言えるのか?

論文で示された科学的根拠などを、できるだけ難しくならないように、追々お話していきます。

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとう御座います。

 

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是非、ご意見、ご感想、お叱りなどをコメントでお寄せ下さい。

大変励みになります。

 

 

013【笑う門には福来る】「免疫力を上げる“笑い”の効果」

今回は、私の講演会でよく使った鉄板ネタ2つです。

  1. タクシーに乗せたお客さんの話

  2. 「笑い」が免疫力を高める

 

 

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1.タクシーに乗せたお客さんの話

 

私がタクシーをやっていたときのことです。

ある晩、男性二人連れのお客様をお乗せしました。

二人の会話が耳に入ってきたのですが、それによると、一人の男性がお母様をがんで亡くした様でした。

 

男性は、ある日お医者様に呼ばれてこう言われました。

「落ち着いて聞いて下さい。お気の毒ですがお母様、余命7年です」

「えぇ~~~っ!? 7年?? いや、余命半年とか1年なら分かるけど、7年ってどういうこと??」と、声には出さなかったけれども、心の中で叫んだそうです。

「7年後が予言できるんだったら、このがん、治せんじゃねぇの?」と、またもや叫んでいたそうです。心の中で。。。

 

で、「それまでの間、出来るだけのことをしてあげて下さい」と言うので、その男性、色々として差し上げたそうです。

 

その男性がもう一人の男性に、「色々したけど、何が一番効果があったと思う?」との質問。

皆さんナンだと思いますか? 

答えを聞くと納得されると思いますが、「海外旅行」ですって。

 

やはり、「こんなところに来られた」「こんなきれいな景色」、「珍しい食べ物」、「あ~生きててよかった」という、生きることへの前向きな気持ちが、何より免疫力を高めるという典型的なエピソードだなと思いました。

 

で、さらに続きが。

そのお母さま、結局6年7か月後に亡くなったそうで、その男性もビックリ!

その男性はおっしゃいました。「『医者って凄いなぁ~』って思った」と。

 

2.「笑い」が免疫力を高める

 

昔の人も「笑う門には福来る」と言いましたが、では、生命科学の進歩した現代、それを科学的に検証した人はいるのかと思い、調べてみたところ、ありますねえぇ。

 

もっとも多かったデータは、笑いは「ナチュラル・キラー(NK)活性を上げる」というものです。

NK細胞と言うのは、ナチュラル・キラー(生まれながらの殺し屋)の名前の通り、がん細胞に対して非常に強力な攻撃力を備えていて、がん予防には、このNK活性を高く保つことが有効だと思われます。

 

データは色々ありましたが、典型的なものを一つご紹介します。

 

20~62歳のがんや心臓病を含む男女19名の患者に、大阪ミナミの演芸場(大阪が世界に誇る笑いの殿堂「なんば花月」でしょうね)にて約3時間、漫才や喜劇などで大いに笑う体験をして頂き、直前と直後に採血し、ナチュラル・キラー細胞の働きの度合い(NK活性)を測定しました。 

 

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データ出典:「すばるクリニック」(岡山県)、「元気で長生き研究所」(大阪府)、1992年

 

NK活性には「基準値」があり、この範囲に入るのが標準的なNK活性の持ち主です。

 

まず、基準範囲の下限よりNK活性の低い人については、全員上昇しています。

特に⑮の人は、下限以下の低いレベルから、ほとんどMAXレベルまで上昇しています。

相当笑われたのでしょうね(笑)

 

基準範囲内の人は、一人を除いて上昇していますが、全員、基準範囲内での上昇にとどまりました。

 

元からNK活性の高い上限以上の人は、上がる人と下がる人がいましたが、下がっても依然、基準値の上限以上という高いレベルを保ちました。

 

結論は、

「笑いは、特に元からNK活性の低い人に対して、これを上昇させる効果がある」です。

 

その他の調査・研究結果から、別におかしくなくっても笑う、作り笑いでも免疫力をアップさせる効果があるそうです。

ですから、つらい時ほど笑顔を作る

うつむくのではなく、口角を上げるだけでもいい、と言うことです。

 

どんな時も前向きな気持ちをもって、いつも笑顔で(笑)

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとう御座います。

 

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是非、ご意見・ご感想、お叱りなどをコメントでお寄せ下さい。

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012【誰でも1日に5000個ものがん細胞ができている】

「自分は今まで風邪ひとつひいたことがない。だからがんになんかならない」という人も、がんになる可能性はあります。

風邪もひいたことがないのですから、確かに免疫力は高いのでしょう。

でも、歳とともに免疫力が下がるのは止められません。

過信をして不摂生をしていると痛い目にあいます。

 

実際、誰でも毎日、体の中でがん細胞が発生しています。

これは生きている限り仕方のないことです。

だからがんになるリスクは誰にでもあるのです。

 

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諸説あり、300万個とも5000万個とも言われていますが、私たちの体では、わずか1秒間の間に、これだけの膨大な数の細胞が死に続けています。

今こうして、ブログを書いているこの瞬間にもです。

そうすると、じきに私たちの体は消えてなくなってしまいますので、当然、同じだけ細胞を分裂させなければなりません。

 

私たちの細胞一つひとつには核があり、その核の中にすべての遺伝子のセットが格納されています。

遺伝子の本体はDNAですが、DNAはグアニン(G)、アデニン(A)、チミン(T)、シトシン(C)という4種類の「塩基」という物質が並んだ鎖のように長い物質です。

この4つの塩基の配列は一見ランダムのようですが、配列そのものが厳密な意味を持つ遺伝情報であり、細胞分裂の際には正確に複製されなければなりません。

この配列の複製にミスがあり、配列が変わってしまった細胞はがん細胞になる可能性のある危険な存在です。

 

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このGATCの塩基の配列、どれくらい長いかというと、一つの細胞に60億個もの塩基の並びがあります。

この60億もの並びを、間違えることなく正確に写し取らなければなりません。

1秒間に死ぬ細胞を、少なめの300万個としましょう。

60億塩基×300万個=1800兆塩基の配列を、わずか1秒の間にコピーしなければならない計算です。1秒間に5000万個の細胞が死ぬなら、京(けい)の桁です。

 

とにかく、毎秒毎秒モーレツなスピードでDNAの複製が行われています。

ですから、とても完璧というわけにはいきません。

複製ミスは当然起きます。

 

でも安心してください。私たちの体には、細胞のがん化を防ぐ仕組みが何重にも備わっています。

 

まず、コピーミスを発見したら、ミスを修復しにかかります。DNA修復遺伝子というものがその働きをします。

しかし、その修復も完ぺきではありません。

 

修復しきれなかったら、次には異常のある細胞が自ら死ぬ、すなわち自殺をします。このまま自分が生き残るとヤバイということを知っているのですね。

 

しかし、死にきれない細胞というのもあります。

この死にきれなかった異常細胞を始末してくれる最後の砦が「免疫」です。

で、この死にきれなかった細胞が、誰でも毎日5000個くらいはできているというわけです。

 

暴飲暴食、運動不足、睡眠不足、不規則な生活、ストレス、悩み等々、何らかの原因で免疫力が低下していると、このような危険な異常細胞をスルーさせてしまい、がんの発病につながりかねません。

 

免疫力を高く保つために生活習慣を改善すること、前に号外でお話しした体温を下げないこと、などを心がけましょう。

 

今までお話ししなかった中で、ひとつ簡単に免疫力を高く保ついい方法があります。

それは「笑い」です。

「笑う門には福来る」と昔の人も言いましたが、科学的にもそれを裏付けるデータがあります。

次回ご紹介します。

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとう御座います。

 

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011【昔の常識、今非常識】「糖尿病患者は内科に行くな!?」

目次:

  1. 乳首は消毒するな!

  2. 傷から染み出た黄色い汁はふき取るな!

  3. 糖尿病は歯医者で治せ!?

 

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前回の010で、授乳の前に乳首を消毒してはいけないと言いました。

 

私の家内が最後に出産したのは2002年でしたから、15年前までは、医療関係者の間でも、新生児に授乳する前の乳首の消毒は当たり前の考え方だったわけです。

 

本当に10年もすると、長年信じられていた常識がくつがえることが、日進月歩の医学の世界では珍しくありません。

 

そんな例を3つご紹介しましょう。

 

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① 乳首は消毒するな!

これ、すごく重要です

ホンマに

 

小さなお子さんにとって重要なことですので、もう少し詳しくお話しします。

 

そもそも、免疫力のほとんどない新生児に、雑菌のついた乳首を吸わせるなど言語道断!という考えなのでしょう。

至極常識的で、ごもっともです。

私も当時は、何の疑念も抱きませんでしたから。。。

 

そう言えば、哺乳瓶も熱湯消毒してましたねぇ。

今思えば、マウスの無菌飼育のようです(笑)。

 

確かに消毒しなければ雑菌もいるでしょう。

しかし、それでいいのです。

(もちろん、高病原性の細菌やウイルスが付着している可能性があるとかいうのであれば、話は別ですけれど。。。)

 

乳首であれ、手であれ、顔であれ、頭皮であれ、健康な人の肌には、非常に良いバランスを保った細菌叢が存在しています。

それらを念入りに消毒して、わざわざ良い菌を殺してしまうなんて、その人の肌の健康に悪いだけでなく、体全体に影響が出かねません。

「清潔はビョーキだ」と言ったゆえんです。

 

お母さんの菌を赤ちゃんに触れせることは非常に大切です。

また同時に、様々な雑菌にも触れることによって、子供の免疫が育っていくのです。

そうすることでアトピーや花粉症などのアレルギー性疾患にも強くなります。

 

繰り返しますが、きれいな環境を与えて、子供の免疫を過保護にしてはいけません。

それも乳幼児期が一番大切です。

 

② 傷から染み出た黄色い汁はふき取るな!

 

昭和30年代生まれの私は「赤チン」世代です。

怪我すればなんでも赤チン。

 

若い人はご存じない? 赤チン

 

赤チン塗ると、傷口がカピカピに乾いてカサブタができます。

カサブタを取ると治りが悪くなるので、取るなとよく言われましたが、言われるとどうしても取りたくなるのが子供の心情です。

で、カサブタを取ると黄色くて臭い汁が出てきて、確かにいつまでも治りませんでした。

 

この黄色くて臭い汁! 絶対ふき取ってはいけません。

だいたい、傷口は乾かしてはいけません! カサブタを作らせてはいけません!

そもそも赤チン自体がいけません!!

 

はぁ? なに言ってんの?

 

昔の常識:

異物は(きれいな水で)洗って除け

消毒薬(オキ○ドールとか、マキ○ンとか)でしっかり消毒しろ

黄色い汁はふき取れ

傷口は乾燥させて、カサブタを作らせろ

カサブタは取るな

でした。

 

今の常識:

異物は洗って除け(水道水で良い)

消毒は絶対するな!!

黄色い汁はふき取るな

傷口は乾燥させるな(カサブタを作らせるな)

です。

 

ほとんど真逆! どういうこと?

 

かつての怪我の治療では、初期の消毒が非常に重要視されていました。

怪我で最も恐れたのは、細菌感染だったからです。

 

でも、今の怪我の治療の概念は全く違います。

消毒厳禁。

細菌感染の防止と傷の治癒は、その人が本来もつ免疫力に完全に任せるのです。

 

強力な消毒薬は、傷ついて瀕死の細胞はもちろん、正常な細胞まで殺したり、傷を負わせたりします。

傷の修復に働く免疫細胞(マクロファージとか好中球とか)も消毒液のためダメージを受けます。

これでは傷の修復はままなりません。

(救急箱のマキ○ンは即刻捨てよう!)

 

で、あの黄色くて臭い汁(浸出液)。

あの中には免疫細胞が作り出したタンパク質(サイトカインや成長因子)が豊富に含まれています。

これをふき取ってしまっては、傷の修復に必要な細胞に元気を与えることはできません。

今の治療法では、この浸出液が唯一にして最大の治療薬というわけですね。

 

傷は水で洗うだけ(異物が無ければ洗う必要なし)。

傷口は常に浸出液で濡れた状態を保つこと。

以上、終わり!

 

これは近年支持されている「湿潤療法」といい、乾燥させるよりも治りが早いだけでなく、痛みも少なく、治った後の傷跡の状態もよくなることが分かっています。

傷口を乾かさないために、特別な素材でできたドレッシング剤(絆創膏タイプやテープタイプ)がドラッグストアでも買えます(高いですけどね)。

 

③ 糖尿病は歯医者で治せ!?

 

1990年代後半から、歯周病と様々な病気との関連についての研究が盛んになされるようになりました。

これまでの多くの研究結果から、歯周病は糖尿病、心筋梗塞狭心症脳梗塞動脈硬化など、多くの全身性疾患と関連のあることが分かってきました。

 

特に、糖尿病患者は高い確率で歯周病をもっており、また歯周病患者には糖尿病が多いことが分かりました。

 

そして2009年、ついに歯周治療によって、糖尿病の重要な指標であるヘモグロビンA1cの値が改善するという論文が発表されました。

これはつまり、歯周治療で糖尿病が治せるかもしれないことを示しています。

 

このとき、糖尿病系の学会は色めき立ったと言います。

なぜなら、糖尿病に対して糖尿病専門医は何の役にも立たず、彼らの患者を歯医者に委ねなければならなくなるのかもしれないのですから。

これは一大事です。

 

一方、歯科の関連学会は大興奮です。

これまで、自分たちは口腔治療しかできない存在だと思い込んでいたのが、おっとどっこい、ひょうたんから駒!

内科医が手に負えない病気を、自分たちが治せるかもしれないというのですから!

 

数年にわたって論議と検証が続き、現在では日本歯周病学会と日本糖尿病学会の両方のガイドラインにおいて、糖尿病患者に対して歯周治療が有効であることが明記されています。

 

歯周病がなぜ、一見なんの関係もなさそうに見える糖尿病などの全身性疾患の原因となり得るのか?

この問題も細菌と免疫との関係で説明できます。

 

歯周病歯周病菌が原因で起こる人類最大の感染症です。

炎症を起こした歯肉は、バリア機能(菌や様々な異物の侵入をブロックする機能)が低下しています。

そのため、歯周病菌や菌がつくる毒素が容易に血管内に入れます。

 

これに免疫系が反応して、炎症性物質を出します。

この炎症性物質が長期に出続けると、インスリンが効きにくくなるインスリン抵抗性の原因になります。

ですからこの炎症反応(慢性炎症)をしずめるため、大元の原因である歯周病菌の除去が有効なのです。

 

残念ながら、殺菌効果のある薬品でうがいをしても、歯周病菌には大した効果はありません。

むしろ、口の中の良い菌を殺すので、逆効果です。

 

毎日きちんと歯磨きをして、物理的に歯周病菌が付かない、増えないようにすることが一番です。

で、歯周病が疑われたら、放置せず、歯医者さんに行きましょう。

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとう御座います。

 

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010【清潔はビョーキだ!!(その2)】We need 菌 and 毒

目次:

  1. Let’s try! キレイ好き度チェックリスト(子供編)

  2. 昭和30年代以前はアレルギーという概念がなかった? ~アーミッシュからの考察~

  3. 我々には菌と毒が必要だ!

  4. 抗菌加工のものは全部、木曜の朝、ゴミ置き場に出しましょう

 

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① Let’s try! キレイ好き度チェックリスト(子供編)

これ重要

 

小さいお子さんをお持ちのお母さん方にお尋ねします。

お子さんに以下のことをいくつしていますか?

 

  • 授乳の時は乳首を消毒していた
  • 子供に砂場遊びや泥んこ遊びを禁じている
  • 子供には犬や猫を触らせない
  • 食物アレルギーになるのが怖いので、子供に与えていない食材がある
  • 床に落ちたものは(たとえ家の中でも)絶対に食べさせない

 

さあ、いくつ当てはまりますか?

 

これらすべてNGです。

5つ全部やっているという方は、お子さんの健全な成長を邪魔しています。

 

乳首の消毒なんて、私の家内もやっていました。

病院で看護師さんから指導されてのことでした。

15年くらい前までは、医療関係者の間でも消毒が常識だったのですね。

 

でも、この10年近くの間に考え方が様変わりしました。

まさに「昔の常識、今非常識」です。

 

② 1960年代以前はアレルギーという概念がなかった? ~アーミッシュからの考察~

 

1960年代以前は、アレルギーの患者は非常に少なく、医学界には「アレルギー」という疾患概念すらありませんでした。

それが、高度経済成長とともにアレルギーが増え始め、現在では、なんのアレルギー疾患も持っていない人の方が少ないくらいです。

 

なぜ昔は少なかったのか?

その謎を解くカギはアメリカにありました。

 

アーミッシュというのは、数百年前にドイツの辺りからアメリカに移住してきた人たちの集団で、信仰上の理由から現代文明を否定し(電気・ガス・水道ありません)、農耕・牧畜で自給自足している人たちです。

 

実は以前から、アーミッシュの人たちには非常にアレルギーが少ない、都市部に住むアメリカ人の10分の1から20分の1程度しかアレルギー性疾患がないことが知られていました。

 

なぜなのか?

多くの医学研究者がこの謎の解明に挑んできました。

 

長年にわたってアーミッシュは、アレルギーの原因とメカニズムを解明するための重要な研究対象であり続けました。

現代文明に背を向けながらも、彼らは現代医学の進歩のために協力し続けてくれているのです。

 

これまで多くのグループにより、アーミッシュの研究がなされてきました。

つい最近では昨年(2016年)、シカゴ大学のグループが「New England Journal of Medicine」という非常に権威のある医学雑誌で新たな知見を報告し、注目されました。

 

これまでに得られた知見は(おおざっぱには)こうです。

アーミッシュは農耕・牧畜をしています。

アーミッシュの子供は小さいころから家畜に触れています。

他にも原因はありますが、この家畜に触れることがアーミッシュにアレルギーの少ないひとつの理由だと言います。

 

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アーミッシュのコミュニティは動物であふれている

 

では、家畜の何がいいのか?

それは家畜の「糞」です。

もっというと、糞の中の細菌が作り出す「毒素」です。

 

③ 我々には菌と毒が必要だ!

 

アレルギーは、反応してはいけない物質に免疫系が異常反応する病気です。

 

我々の体には免疫を抑える仕組みがあり、それに重要な役割を果たしているのが、1995年に日本人免疫学者(現大阪大学教授・坂口志文先生)が発見した制御性T細胞(Treg; ティーレグ)というものです。

アーミッシュの人は、このTregの数が多いことが分かっています。

Tregがアレルギーの異常な免疫反応を抑えているわけですね。

 

Tregは免疫系にバランスをもたらす非常に重要な細胞ですので、また別の機会に詳しくお話します。

 

さて、子供のころに様々な菌や毒素に触れることによって、免疫系は正しいバランスを得るようになります。

現代の過度に清潔な環境下にいると、この免疫のバランスが築けず、必要な数のTregが育たないのだということが分かってきました。

アレルギーは、清潔になりすぎた近代的な生活が引き起こした新しい病気なのです。

 

④ 抗菌加工のものは全部、木曜の朝、ゴミ置き場に出しましょう

 

  • せっかくのお母さんの肌にいる菌に触れる機会を奪わないようにしましょう
  • 砂遊びをさせましょう
  • 動物に触れさせましょう
  • 抗菌加工のものは全部、木曜の朝、ゴミ置き場に出しましょう
  • 隙間だらけの木造住宅に住みましょう

 

「不衛生にしろ」とは言いませんが、過度に清潔な環境を与えて、子供の免疫系を過保護にしてはいけません。

それも乳幼児の時期が大切です。

 

手洗いなどは、よっぽど汚れているとき以外は、水だけで十分です。

汚れているときでも、普通のせっけんにしましょう。(筆者注)

 

「子供がお腹痛を起こしたらどうしてくれるんだ!」って?

たとえ、それで一時的にお腹が痛くなったとしても、そういうことを繰り返して健全な免疫系が出来上がっていくのですから。。。

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとう御座います。

 

ご注意下さい:

インフルエンザウイルスやノロウイルス大腸菌O-157の流行、またMRSA(多剤耐性黄色ブドウ球菌)の蔓延など、多くの人命が危険にさらされる状況では、感染拡大防止のために薬用せっけんや消毒薬の使用は非常に重要です。

また、食品関連の業務では、食中毒防止の目的で、薬用せっけんや消毒薬での手洗いが励行されています。

 

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是非、ご意見・ご感想、お叱りをコメントでお寄せ下さい。

大変な励みになります。

 

 

009【清潔はビョーキだ!!(その1)】We love 菌

目次

  • Let’s try! キレイ好き度チェックリスト

  • 菌と免疫の緊密な関係

 

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Let’s try! キレイ好き度チェックリスト

 

今回は気分を変えて、「健康に過ごすための“正しい食事7箇条”」の話題から一旦離れます。

いずれまた、“正しい食事7箇条”の6番目のお話に戻ります。

 

前回のブログ008で、人工甘味料が腸内細菌に悪い影響を与えて、その結果、糖尿病のリスクを引き上げるという「ネイチャー」の論文をご紹介しました。

つまり、腸内細菌が悪い方向に変化すると病気になり得るということです。

 

腸内細菌と健康の関係について注目が集まったのは、ここ7~8年くらいです。

 

10年位前までは、乳酸菌飲料をせっせと飲むのも、せいぜいお腹の調子を整えて、便秘を改善するくらいの目的でしたが、今は、「腸活」という言葉が流行るくらい、腸内細菌が健康に及ぼす重要性について広く知られるようになりました。

 

現在までに、腸内細菌の乱れが原因になっている、あるいは深く関わっていることが指摘されている病気には、次のようなものがあります。

 

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ほとんど全ての疾患領域ですね。

 

「腸の中の菌が、なんで心の病気と関係あるの?」と思われるかもしれませんが、腸と脳は神経ネットワークでつながっており、「対話している」と言われるほどです。

また、腸でセロトニンドーパミンなどの脳内神経伝達物質が作られていることは、現在ではよく知られています。

 

腸内細菌の重要性については、一般の人向けに書かれた易しい本がたくさん出回っていますし、テレビ・雑誌でも取り上げられていますので、これ以上クドクド書かなくてもいいでしょう。

 

で、まだあまり注目されていないのが腸以外の体の菌です。

腸以外というと、口の中(口腔)や皮膚です。

 

ではここで、セルフチェックをしてみましょう。

「衛生面には気を付けている」と自負するキレイ好きの方は是非ともご参加下さい。

 

さあ、貴方のキレイ好き度は?

 

  1. 必ず薬用せっけんを使ってしっかり手洗いする
  2. 頭と体は毎日しっかり洗う
  3. 1日2回以上入浴またはシャワーする
  4. 1日に何回も洗顔する
  5. 殺菌効果のあるうがい薬やマウスウォッシュを常用している
  6. 部屋や衣服に消臭・除菌スプレーを日常的に使っている
  7. ウェットティッシュを携帯している
  8. 日用品は出来る限り抗菌加工のものを買う
  9. 住むなら絶対に機密性の高い家に限る
  10. 少しのホコリも気になってしょうがない

 

さあ、どうでしたか?

 

8個以上の方:貴方は完全にビョーキです。「清潔」というビョーキです。

5~7個の方:気を付けないとビョーキになりますよ。ライフスタイルを見直しましょう。

2~4個の方:ごくごくフツー人です。

0~1個の方:素晴らしい! 理想的な清潔観念の持ち主です!

 

菌と免疫の緊密な関係

 

私たちの体、腸の中、口の中、皮膚の表面にはたくさんの菌が常在、というより私たちと共生しています。

これらの菌は、私たちの体の調子に大いに影響を与え続けています。

 

私たちは無菌の状態で生まれて来ます。

厳密に言うと、お母さんのおなかの中の胎児は無菌状態です。

そして、生まれてくるとき、お母さんの産道の中で初めて菌に触れます。それはお母さんの菌です。

 

おっぱいを飲むときにも体の中に菌を取り込みます。

看護師さんや来訪者の菌にも触れます。

空気中の菌も、離乳食の中の菌も取り込みます。

赤ちゃんはなんでも口の中に入れようとします。

そうしてやがて、その子特有の細菌叢(さいきんそう)を腸の中や、口の中や、皮膚の表面に構築するようになるのです。

 

ですから、その子の育った環境によって、どんな菌に触れたかによって、一人ひとりの細菌叢は異なった固有のものに確立されていきます。

 

抗生物質の飲み過ぎで正常な腸内細菌叢が破壊される「菌交代現象」というのは、昔から知られていました。

抗生物質で良い腸内細菌が殺され、悪い菌が優勢になる現象です。

 

同様に、過度にきれいにすることで、良い菌まで取り除いてしまうと、健康上のトラブルにつながるのです。

 

なぜかというと、我々の体の細菌叢と免疫は緊密に関連しており、細菌叢の状態が免疫系の調子を左右し、免疫系の不調から様々な病気にかかるからです。

 

過度の清潔が引き起こす病気の一つに、現代病と言われるアレルギーがあります。

これも菌と免疫が大きく関わっている病気です。

 

次回は「清潔」とアレルギーの関係についてお話します。

 

今回も最後までお読み下さり、ありがとう御座います。

 

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008【健康に過ごすための“正しい食事7ヶ条”第5条】「食品添加物を避ける!」

目次:

  1. 日本は食品添加物天国!

  2. 「安全」と言われていたあの添加物がアブナイ!? トクホのコーラにも入ってるぞ(笑)

  3. 科学的根拠なく唱えられる「安全」

  4. 結論

 

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① 日本は食品添加物天国!?

 

食品添加物には天然のものと人工的に合成したものとがあります。

我国では、天然と人工とを合わせて約1500種(!!)もの食品添加物が認可されています。

この1500という数字が多いのか?少ないのか?

 

天然の方が人工より安全とか、人工の方が危険とか言いきれないのですが、石油から合成された添加物に限ると、我国では351品目が認可されています。

これに対して、アメリカは133品目、ドイツ64品目、フランス32品目、イギリスに至ってはわずか21品目です。

 

なんだこの数字の違いは!?

 

厚生労働省のホームページによると、「厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています」だって?

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/

 

ムムムッ! 医薬品では、安全性情報が不足とかなんとか言って認可のハードル高いのに、なんで食品添加物(以下「添加物」)については、こんなにハードル下げてんの??

本当に安全性について、妥当な評価ができてんの?と普通に疑問を持ちます。

 

認可済みの添加物でも、動物実験等によって危険性が強く示されているものが多くあります。

よく知られたところでは、ハムやソーセージ、イクラなどに使われる亜硝酸ナトリウムが強い遺伝子変異原性(遺伝子変異を起こさせる性質)を、赤色○号とか青色○号なんかの合成着色料の多くが強い発がん性を有することが、随分以前から指摘されています。

他にも枚挙にいとまがありません。

 

② 「安全」と言われていたあの添加物がアブナイ!! トクホのコーラにも入ってるぞ(笑)

 

これだけ添加物の種類が多いと、一つひとつについての危険性の情報を調べているとキリがないので、やってられませんが、ある日思うところがあって、ある添加物について調べてみました。

それは人工甘味料です。

 

喫茶店やファミレスに、砂糖といっしょに置いてあったり、「ゼロカロリー」とか「糖質ゼロ」って清涼飲料水に入ってますね。

これらは血糖値が気になる人たちに訴求する商品ですね。

 

人工甘味料って、甘みが砂糖の数百倍もあるので、使う量は数百分の一で済みます。

ほんでもって、ほとんど消化吸収されずに排泄されて、体内に入らないので、「血糖値が気になる方も安心」みたいなことを言われてきたわけです。

 

私は清涼飲料水はほとんど飲まないのですが、私の場合、缶チューハイが問題です。

メタボを恐れる私は、例にもれず、缶チューハイも「ゼロカロリー」とか「糖質ゼロ」ってやつを好んで買います。

 

そのたぐいの缶チューハイに入っているのは、私の観察によると、スクラロースアセスルファムKカリウム)が多いです。

原材料表示を見ながら、いつも「これってホンマに大丈夫なんか?」と疑問に思っていました。

疑問に思うんなら調べてみろと、調べてみたら、驚くべき論文を発見しました!

 

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ネイチャー 2014年

人工甘味料は、腸内細菌叢を変化させることによってインスリン抵抗性(インスリンが聞きにくい状態)を引き起こす」

 

結論は上の論文タイトルの通りですが、もう少し言うと、「確かに人工甘味料は体内に吸収はされないので、直接体には影響はしないようだが、大腸内で腸内細菌叢(腸内フローラとも言います)のバランスを悪い方向に変化させて、その結果インスリンが効きにくくなり(血糖値が下がりにくくなり)、砂糖よりもむしろ2型糖尿病になるリスクが増える」ということなのです。

 

この実験では、人工甘味料のうちでも清涼飲料水や缶チューハイでよく使われるスクラロースについて、マウスで実験を行っています。

 

この論文発表の後、ヨーロッパの業界、特に清涼飲料水の業界で論議が巻き起こりました。

また、人工甘味料そのものを製造しているドイツの企業は、「科学的根拠がない」と主張して反論しました。

(いや、ネイチャーのような超一流誌の科学論文に対して、「科学的根拠がない」って反論、意味分からんが。。。そう言うんなら、害がないことを「科学的根拠」を示して証明して見せろ!っつうの)

 

腸内細菌への影響は、言われれば「なるほど」です。

これで「体内に吸収されないから安全」という論拠は崩れました。

 

人工甘味料! 皮肉にも最近、トクホのコーラにも入ってますね。

これって、どうよ!?

 

③ 科学的根拠なく唱えられる「安全」

 

例えば、ラムネ菓子やタブレット清涼菓子(ミン○ィアなんか)に使われている「微粒酸化ケイ素」。これなんだと思います?

乾燥剤として皆さんもよくご存知の「シリカゲル」です。

あの無色透明の粒々に青い粒々の混じったヤツですね。海苔とかに入ってる。。。

 

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「こんなの入ってるの?」と思うと気持ち悪くなるかもしれませんが、実はこんなの食べさせられていたのですねぇ。私も最近まで知りませんでしたが。

よく乾燥材の袋に「食べられません」って書いてありますが、実は食べられるんですねェ~(決して食べないで下さい

 

で、この食べるシリカゲル。安全性の根拠について調べてみると、右を見ても、左を見ても「消化吸収されず、体内に入らないので安全」というものばかりです。

これはもう、にわかには信じられません。

 

ちなみに、このたぐいの清涼菓子。上の写真の表示の通り、食品添加物の塊です(怖)。

 

④ 結論

 

まぁ、何百種類もある添加物のことを全て気にしてると、とてもじゃないけど、モノ食べるのが楽しくなくなっちいますので、あまり過度に気にするのもどうかと思います。

でも、これだけはハッキリしていて、「諸外国で禁じられていて、我国のみで認可されているものがたくさんあり、それらの安全性について、科学的根拠が明確でないものも多い」ということです。

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとう御座います。

 

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また、関連した最新情報をお持ちの方、是非お教え下さい。

勉強させて頂きます。

 

今後ともよろしくお願い致します。